MULCメンズコスメの評判は？色選びや店舗情報を徹底解説

こんにちは、メンズコスメケア図鑑 運営者の「シライヒロ」です。

最近、InstagramやX（旧Twitter）などのSNSで「MULC（ムルク）」というブランドを見かけることが増え、気になっている方も多いのではないでしょうか。白を基調としたシンプルで洗練されたパッケージは、持っているだけで気分が上がりますよね。でも、いざ購入しようとすると「実際の評判や口コミはどうなのか？」「自分の肌色に合う色はどっちなのか？」といった疑問や、「ロフトやハンズなどの実店舗で色味を確認できないのか？」という不安が出てくるものです。また、NULLやRETOUCHといった他の人気ブランドと比較して、自分にはどれが一番合っているのか悩んでいる方も多いはずです。特に、青髭やニキビ跡などのコンプレックスを自然に隠して、自信を持ちたいと考えている方にとって、MULCが本当にその期待に応えてくれる「武器」になるのか、徹底的に知りたいですよね。

• 実際の口コミから分かるMULCのメリットとデメリット
• NULLやRETOUCHとの違いと選び方の基準
• 失敗しない色選びや地黒肌への馴染み方
• 店舗情報や青髭を自然に隠す使い方のコツ

mulc メンズコスメの評判と選ばれる理由

まずは、MULCがなぜ多くの「挑戦する男性」たちから支持されているのか、その理由を実際の評判や競合製品との比較を通じて深掘りしていきましょう。単なる化粧品としてではなく、「なりたい自分を勝ち取る剣」というブランドコンセプトが、どのように製品の機能や使用感に反映されているのか、その実力を徹底的に解説します。

実際の口コミや評判を徹底検証

MULCを使ってみようか迷っている時、一番の判断材料になるのが実際に使っているユーザーのリアルな声です。私自身も新しいコスメを試す前は、必ずSNSやレビューサイトで口コミをチェックしますが、MULCに関しては「崩れにくさ」と「デザイン性」を評価する声が圧倒的に多いのが特徴です。

ポジティブな評判の中で最も目立つのが、「マスクをしていても色移りしにくい」「汗だくになってもドロドロに崩れない」という意見です。これは、MULCの最大の特徴であり、技術的な優位性でもある「三相乳化技術（さんそうにゅうかぎじゅつ）」によるものです。一般的なBBクリームは、水と油を混ぜ合わせるために「界面活性剤」を使用しますが、MULCはこの界面活性剤を使わず、親水性のナノ粒子で油の粒子を包み込むという特殊な製法を採用しています。これにより、汗や水に濡れても再乳化（クリームが溶け出すこと）せず、高い耐水性を発揮するのです。

この技術のおかげで、夏場の営業周りで汗をかいたり、ジムでトレーニングをしたりしても、メイクが崩れにくいというメリットが生まれます。実際に私も夏場に使用してみましたが、夕方になってもTゾーンがテカる程度で、汚く崩れることはありませんでした。

さらに、神奈川大学が開発したこの三相乳化技術は、界面活性剤を使用しないため肌への負担が少なく、敏感肌の方でも使いやすいという特徴もあります。（出典：未来環境テクノロジー株式会社『三相乳化技術とは』）

一方で、ネガティブな口コミも正直にお伝えしておきましょう。よく見かけるのが「カバー力が思ったより控えめ」という声です。MULCはあくまで「自然な仕上がり」を最優先しているため、濃いシミやクレーター状の深いニキビ跡を完全に消し去りたいという方には、少し物足りなく感じるかもしれません。コンシーラーのような「塗りつぶす」カバー力ではなく、肌の色ムラを整えて「目立たなくする」フィルターのような効果だとイメージしてください。

また、「価格が少し高め」という意見もあります。確かにドラッグストアで買える1,000円前後の製品と比べると高価ですが、三相乳化という高度な技術や、ヒト型セラミドなどのスキンケア成分が配合されていることを考えると、投資する価値は十分にあると私は感じています。

NULLとどっちがおすすめか比較

メンズコスメ選びで必ずと言っていいほど比較対象になるのが、業界のパイオニア的存在である「NULL（ヌル）」と「MULC」です。「どっちを買えばいいの？」と悩む男性は本当に多いですが、結論から言うと、選ぶ基準は「コンプレックスを完全に隠したいか、自然な清潔感を演出したいか」という点に尽きます。

NULLのBBクリーム、特にロングセラーの「メンズBBクリーム」は、カバー力が非常に高く設定されています。また、日本人の肌色に合わせて黄色味が強く調整されているため、濃い青髭や目立つニキビ跡を「隠す」能力に関してはトップクラスです。価格も比較的リーズナブルなので、まずは手軽に試してみたいというエントリー層や、とにかくコンプレックスを隠したいという方にはNULLが適しています。

対してMULCは、コンプレックスを隠すだけでなく、自分を「高める」ためのツールという位置づけです。カバー力こそNULLに劣る場面もありますが、圧倒的に崩れにくく、塗っている感が出にくいのが最大の特徴です。「化粧をして肌がきれいになったけど、首との色が違ってバレた」「汗でドロドロになって逆に汚くなった」という失敗をしたくない方には、MULCの自然さと耐久性が強力な味方になります。

例えば、大事な商談やプレゼン、あるいは初デートなど、「絶対に崩れたくない」「清潔感を長時間キープしたい」という勝負所では、MULCの機能性が精神的な余裕を生んでくれるでしょう。

RETOUCHとの違いや特徴

次に、美容師インフルエンサーの宮永えいと氏がプロデュースする「RETOUCH（レタッチ）」との比較です。RETOUCHもMULCと同様に、デザイン性が高く、現代的な男性のライフスタイルに寄り添ったブランドですが、目指している「仕上がり」に明確な違いがあります。

RETOUCHは「大人男子の身だしなみ」をテーマにしており、薄づきで「ツヤ感」のある仕上がりが特徴です。肌に潤いを感じさせ、健康的で色気のある印象を演出するのが得意です。パッケージも非常にミニマルで、ガジェットのようなスタイリッシュさがあります。美容感度が高く、ファッションやヘアスタイルも含めたトータルコーディネートを楽しみたい層に向いています。

一方、MULCはもう少し「実用的な機能性」と「ストイックさ」に振っています。質感に関しては、RETOUCHがツヤ重視なら、MULCは「セミマット（陶器肌）」でサラッとした仕上がりになります。これは、男性特有の皮脂によるテカリを抑え、誠実で知的な印象を与えるのに適しています。

選び方の決定打

選び方のヒントとして、ご自身の肌質を考慮してみてください。乾燥肌でカサつきが気になる方や、肌に若々しいツヤが欲しい方はRETOUCHが相性が良いでしょう。逆に、脂性肌（オイリー肌）で夕方のテカリが気になる方や、夏場の使用、あるいはキリッとしたマットな肌でビジネスライクな印象を与えたい方はMULCがおすすめです。どちらもバレにくい自然な設計ですが、この「ツヤ」か「マット」かの好みが、最終的な満足度を分けるポイントになります。

BBクリームの色選びのポイント

ネット通販でBBクリームを購入する際、最もハードルが高いのが「色選び」です。「自分の肌色がどっちかわからない」「買ってみて合わなかったらどうしよう」という不安は誰にでもあります。MULCのBBクリームは、基本的に「01 ライトベージュ」と「02 ベージュ」の2色展開です。この2色から失敗せずに選ぶための具体的なロジックをお伝えします。

まず、基本ルールとして、迷ったら「02 ベージュ」を選んでください。これが鉄則です。

なぜなら、多くの男性は自分が思っている以上に肌の色が暗い傾向があるからです。鏡で見ている顔の色は、室内の照明で明るく見えていることが多いのですが、実際に太陽光の下で見るとワントーン暗く見えます。そのため、少しでも「明るく見せたい」という欲を出して「01 ライトベージュ」を選ぶと、顔だけが白く浮いてしまい、首との境目がくっきり出てしまう「白浮き」の原因になります。

具体的な選び方の基準は以下の通りです。

• 01 ライトベージュを選ぶべき人：
  • 普段から周りの人に「肌が白いね」と頻繁に言われる人
  • 日焼けをほとんどしておらず、血管が青く透けて見えるような人
  • 韓国アイドルのような、明確にトーンアップした白い肌を目指している人
• 02 ベージュを選ぶべき人：
  • 「肌が白い」と言われたことがない人
  • 標準的な日本人男性の肌色の人
  • 健康的な肌色の人
  • 過去にBBクリームを使って「白すぎる」と感じたことがある人

地黒でも自然に馴染むか解説

「自分はスポーツをしていて地黒なんだけど、MULCの色は合うの？」という質問もよくいただきます。これについては、正直かつ誠実にお答えする必要があります。かなり日焼けしている方や、元々肌の色が濃い方の場合、MULCの「02 ベージュ」でも少し白く感じる可能性が高いです。

MULCの色味設計は、あくまで「標準的な日本人男性」の肌色ゾーンに合わせて作られています。残念ながら、現時点では極端に肌が黒い方向けの「ダークカラー」や「ブロンズカラー」までは展開されていません。もし、日焼けサロンに通っているような小麦色の肌や、夏のレジャーで真っ黒に焼けた直後の肌にMULCを塗ると、肌の黒さとクリームのベージュが混ざり合って、顔色がグレーっぽくくすんで見えてしまう（グレーイング現象）恐れがあります。

もしご自身が「地黒」だと自覚されている場合は、以下の対策を検討してください。

1. 他社製品を検討する：
   例えばNULLのBBクリームには「ダークオークル」のような、地黒男性向けの暗いカラーバリエーションが存在します。無理にMULCを使って白浮きするよりは、自分の肌色に合った他社製品を選ぶ方が、結果的に清潔感はアップします。
2. MULCをごく薄く使う：
   どうしてもMULCの機能性（崩れにくさ）を使いたい場合は、使用量を米粒半分程度に抑え、顔の中心部分（目の下や鼻筋）のみに薄く伸ばすことで、ハイライト効果として使うという手もあります。顔全体には塗らず、立体感を出すツールとして割り切る使い方です。

mulc メンズコスメの取扱店舗や悩み解決

ここからは、実際に購入を検討している方が直面する「どこで買えるのか？」という疑問や、購入後に直面する「どうやって使えば悩みを解決できるのか？」という具体的なテクニックについて解説します。「ロフトに行けばテスターがあるの？」「青髭は本当に隠れるの？」といった疑問をクリアにしていきましょう。

ロフトやハンズでの店舗販売状況

「今日デートがあるから、帰りにロフトか東急ハンズでMULCを買って帰ろう」と考えている方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、現在MULCは全国的な実店舗展開を行っておらず、基本的にはネット通販（D2C）での購入がメインとなります。

過去には、大丸東京店のメンズコスメコーナーや、提携している美容室「confidence」などで一部取り扱いがあった時期もありましたが、ドラッグストアやバラエティショップ（ロフト、プラザ、ハンズなど）の店頭に常時並んでいるブランドではありません。これは、店舗への流通コストや中間マージンをカットし、その分を製品の品質（成分や技術）に還元するというD2Cブランド特有の戦略でもあります。

「色を試せないのは不安」という気持ちは痛いほど分かりますが、店舗を探し回って何件もハシゴした挙句、「結局どこにも置いてなかった…」と時間を無駄にしてしまうリスクが高いです。公式サイトであれば詳細な色味の解説がありますし、Amazonや楽天市場などの公式ショップなら、在庫があれば翌日には届くスピーディーな配送も可能です。

また、公式サイトでは定期的にキャンペーンを行っていたり、セット購入での割引があったりすることもあるので、賢く購入するならネット通販一択だと言えます。色選びに迷ったら、先ほどの「色選びのポイント」を参考に、まずは標準色の「02 ベージュ」から試してみることを強くおすすめします。

気になる青髭の自然な隠し方

男性の肌悩みにおいて、常にトップクラスに君臨するのが「青髭」です。夕方になると口周りが青くジョリジョリしてきて、清潔感が損なわれる…と悩んでいる方は多いでしょう。MULCのBBクリームだけでこの青髭を隠せるかというと、薄い青髭ならある程度ぼかすことはできますが、濃い青髭を完全に隠すのはBBクリーム単体では難しいのが現実です。

そこで秘密兵器となるのが、MULCの「コンシーリングリキッド」です。このコンシーラーは、青髭を隠すために科学的に計算された「オレンジ味のあるベージュ」を採用しています。

具体的な使い方は以下の通りです。

1. まず、顔全体にBBクリームを薄く塗ります。
2. 気になる青髭の部分（鼻下、あご、口角など）に、コンシーラーをチップで点置きします。
3. 決して伸ばさず、指の腹でトントンと叩き込むように馴染ませます。擦ってしまうとカバー力が落ちるので、「置く」イメージです。
4. 境目をぼかして完了です。

この「補色」のテクニックを使うだけで、厚塗りをしなくても驚くほど自然に青髭を目立たなくすることができます。BBクリームとコンシーラーの合わせ技は、清潔感アップの最強コンボです。

バレない自然な仕上がりの秘密

「メイクしてるって周りにバレたくない」「化粧濃いねって言われたらどうしよう」というのは、全男性共通の切実な願いであり、不安です。MULCが多くの男性に選ばれている最大の理由は、この「バレにくさ」に徹底的にこだわっている点にあります。

MULCがバレにくい理由は、大きく分けて2つあります。

一つ目は、前述した「三相乳化技術」によるテクスチャの優秀さです。界面活性剤を使用していないため、肌の上に不自然な油膜を作らず、スキンケアクリームのように素肌と一体化して馴染みます。これにより、ファンデーション特有の「塗りました感」が出にくく、至近距離で見られても素肌のように見せることができます。

二つ目は、保湿成分による「粉吹きの防止」です。男性の肌は水分量が少なく乾燥しやすいため、時間の経過とともに乾燥して粉を吹いたり、逆に皮脂が過剰に出てドロドロになったりして、それが「化粧バレ」の原因になります。MULCには「ヒト型セラミド」という高保湿成分が配合されており、肌の潤いバランスを整えてくれるため、「塗った直後」だけでなく「時間が経っても」自然な状態をキープできるのです。

絶対にバレないための塗り方

バレないための最大のコツは、「一度にたくさん塗らないこと」です。BBクリームを顔に直接乗せるのではなく、一度手の甲に出し、指で少しずつ取ってから顔に乗せてください。そして、顔の中心（鼻や目の下）から外側（フェイスライン）に向かって薄く伸ばしていくのが鉄則です。フェイスラインギリギリまでしっかり塗ってしまうと、首との色の差が出てバレやすくなるので、外側は「ほとんど塗らない」くらいで丁度良いグラデーションになります。

崩れにくい効果的な使い方

最後に、MULCの強みである「崩れにくさ」を最大限に引き出し、一日中カッコいい自分をキープするための効果的な使い方をご紹介します。いくら汗に強い製品といっても、土台となる肌の状態が整っていなければ、その性能を発揮することはできません。

以下のステップを実践してみてください。

1. スキンケアで土台を作る
   洗顔後、必ず化粧水で水分を補給してください。男性の肌は「インナードライ（内側が乾燥している状態）」であることが多く、水分不足を感じると肌が過剰に皮脂を分泌し、それがメイク崩れの最大の原因になります。化粧水の後は、ベタつかない程度の乳液やクリームで蓋をします。
2. スキンケアが馴染むまで「待つ」
   ここが一番重要です。スキンケアをして肌が濡れている状態でBBクリームを塗るのはNGです。化粧水や乳液が肌に浸透し、表面のヌルつきがなくなるまで、1〜2分待ちましょう。歯を磨いたり、髪を乾かしたりして時間を潰してください。
3. 5点置きでムラなく伸ばす
   おでこ、両頬、鼻先、あごの5点にクリームを置き、内側から外側へ手早く伸ばします。指の腹を使って、スタンプを押すようにポンポンと馴染ませると毛穴も隠れやすくなります。
4. 仕上げのハンドプレス
   顔全体に塗り終わったら、最後に両手の手のひらで顔全体を優しく包み込み、5秒間プレスします。手の体温（熱）を伝えることで、クリームが肌により密着し、崩れにくさが格段にアップします。このひと手間で、夕方の肌状態が劇的に変わります。
   

mulc メンズコスメで理想の自分へ

今回は、MULC（ムルク）のメンズコスメについて、評判や色選び、使い方まで詳しく解説してきました。長文にお付き合いいただきありがとうございます。

MULCは、単に肌をきれいにするだけの化粧品ではありません。「なりたい自分を勝ち取る剣」というコンセプト通り、コンプレックスを乗り越え、自信を持って社会に立ち向かうためのパートナーです。価格は一般的なコスメより少し高めかもしれませんが、汗への圧倒的な強さ、肌への優しさ、そして何より「鏡を見た時に、自分がちょっとカッコよく見える」という高揚感は、なにものにも代えがたい価値があります。

肌がきれいになると、自然と背筋が伸び、人の目を見て話せるようになります。もし今、購入を迷っているなら、まずはBBクリーム一本から試してみてはいかがでしょうか。その小さな一歩が、仕事やプライベートでの大きな自信に繋がるはずです。あなたの「挑戦」を、私も応援しています。