こんにちは、メンズコスメケア図鑑 運営者のシライヒロです。
街中で「プラージュ」の看板を見かけることは多いと思いますが、その看板が「美容」なのか「理容」なのか、意識して見たことはありますか? 実はこれ、男性にとっては非常に重要な分かれ道なんです。「美容プラージュに入ってみたいけど、女性ばかりで浮いてしまわないか心配…」「男が美容の方に行っても変な目で見られない?」そんな不安を抱えて、結局いつもの床屋さんや1,000円カットで妥協してしまっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も初めて美容プラージュのドアを開けるときは少し緊張しました。でも、実際に利用してみると、そこには男性にとっても非常に合理的で使い勝手の良いサービスが広がっていたのです。一方で、何も知らずに入店して「あれ、顔剃りしてくれないの?」「シャンプーは別料金だったの?」と戸惑ってしまうケースも少なくありません。
この記事では、美容プラージュと理容プラージュの決定的な違いや、男性が美容プラージュを利用する際のリアルな評判、そして失敗しないためのスマートな注文方法について、私の体験談も交えながら徹底的に解説します。これを読めば、あなたはもう迷うことなく、自分の目的に合わせてプラージュを使いこなせるようになりますよ。
- 男性が利用した際のリアルな評判と店内の雰囲気
- 理容と美容における決定的なサービスと料金の違い
- 失敗を避けるための具体的な注文方法と頼み方
- 白髪染めやパーマなどを利用する際のコストパフォーマンス
美容プラージュに男が行く際の基礎知識
まずは、美容プラージュを初めて利用する男性が抱きがちな「入りにくさ」や「仕組みへの疑問」を解消していきましょう。事前に店内の様子やルールを知っておくだけで、心理的なハードルはグッと下がります。
男性の評判や口コミを徹底検証
「美容プラージュ 男」と検索する方の多くが最も気にしているのは、やはり「男が入っても大丈夫なのか?」という点でしょう。結論から申し上げますと、美容プラージュに男性客がいることは、今の時代全く珍しいことではありません。
実際に私が利用している店舗や、ネット上の口コミを分析してみると、客層には明確な傾向があることがわかります。平日の午前中から昼過ぎにかけては、確かに主婦層やシニアの女性客が多く、店内が女性ばかりという状況になることもあります。この時間帯に男性が一人で入ると、多少の「アウェイ感」を感じてしまうかもしれません。
しかし、夕方以降や土日祝日になると状況は一変します。学校帰りの男子学生や、仕事終わりのサラリーマン、休日に私服で訪れる男性など、男性客の比率は一気に高まります。店舗によっては、週末の客層の3〜4割が男性ということも珍しくありません。
また、プラージュで働いている美容師さんたちは、日々膨大な数のお客さんをカットしています。その中には当然多くの男性客が含まれており、メンズカットの経験も豊富です。「女性専門店に間違って入ってきた人」のような目で見られることはまずありませんし、スタッフの方も男性客の対応には非常に慣れています。
周りの視線は気にする必要なし
プラージュは「早い・安い」が売りのサロンです。他のお客さんも、皆さん「サッと切ってサッと帰りたい」という目的で来ています。高級サロンのように周囲の会話やファッションを気にする空気感はなく、誰もが自分の施術に集中しているため、誰が入ってきたかをジロジロ見るような人はほとんどいません。堂々と入店して大丈夫ですよ。
失敗しない注文方法と頼み方
美容プラージュを利用する上で、最も重要なのが「注文(オーダー)」です。ここを適当にしてしまうと、「思ったより短くなりすぎた」「なんか昭和っぽい髪型になった」という失敗につながりかねません。
まず大前提として、プラージュには「指名制度」がありません(一部例外を除く)。つまり、行くたびに違う美容師さんが担当する可能性が高いのです。前回の担当者があなたの髪のクセや好みを覚えてくれていたとしても、今回の担当者は初対面です。そのため、「いつもの感じで」「いい感じに短くしてください」といった抽象的なオーダーは絶対に避けるべきです。
特に美容プラージュのスタッフさんは、バリカンを使った刈り上げなどの「理容的な技術」よりも、ハサミを使った「美容的な技術」を得意とする方が多い傾向にあります。そのため、「短く」と伝えても、理容室のようなカチッとした短髪ではなく、丸みのあるショートボブのような仕上がりになることもあります。
失敗を防ぐための具体策
最も確実で、お互いに誤解が生まれない方法は、希望の髪型の写真やスマホの画像を提示することです。「この写真のような雰囲気で」と見せるだけで、長さや質感のイメージが一瞬で伝わります。
もし言葉で伝えるなら、以下のように数値や基準を明確にしましょう。
- 「横は耳にかからないくらいの長さで」
- 「前髪は眉毛にかかるかかからないかくらいで」
- 「襟足はシャツの襟につかない程度に」
- 「全体的に1cmだけ切って量は減らさないで」
また、プラージュはスピード重視の店舗ですが、着席時のカウンセリングはしっかり行ってくれます。遠慮せずに要望を伝えることが、満足のいく仕上がりへの近道です。
予約なしで待たずに切るコツ
一般的な美容室は予約制が基本ですが、プラージュは「来店順」に案内されるシステムを採用しています。「今日切りたい!」と思ったその足でフラッと行ける気軽さは、忙しい男性にとって大きなメリットですよね。
しかし、その反面「行ってみないと待ち時間がわからない」というデメリットもあります。混雑時には30分〜1時間待ちということもザラにあります。貴重な時間を無駄にしないために、混雑しやすい時間帯と狙い目の時間帯を把握しておきましょう。
一般的に、開店直後の朝一番(8:30〜9:00頃)は、開店待ちをしているシニア層のお客さんで非常に混み合います。 また、土日の午前中も家族連れなどで混雑する傾向があります。
逆に狙い目なのは、平日の夕方(16:00〜17:00頃)や、日曜日の夕方以降です。この時間帯は比較的空いており、待ち時間なしで案内されることも多いです。また、天気が悪い日(雨の日)や、給料日前なども客足が鈍るため、スムーズに入店できるチャンスです。
ハイテク化が進む店舗も
最近では、店頭の発券機で番号札を受け取ると、QRコードから現在の待ち組数や呼び出し状況をスマホで確認できるシステムを導入している店舗も増えています。これなら、待ち時間に近くの本屋さんで時間を潰したり、車の中で待機したりできるので、ストレスが大幅に軽減されます。行きつけの店舗が対応しているか、ぜひチェックしてみてください。
理容との違いをメニューで比較
ここが今回の記事の核心部分です。「美容プラージュ」と「理容プラージュ」。看板の色や名前が違うだけだと思っていませんか? 実は、この2つには法律に基づいた明確な業務範囲の違いがあり、それが受けられるサービス内容に直結しているのです。
最大の違いは、カミソリを使った「顔剃り(シェービング)」ができるかどうかです。これは理容師法と美容師法という法律で定められており、原則として美容室では本格的な顔剃りを行うことができません。
以下の比較表を見て、ご自身のニーズに合っているのがどちらかを確認してみてください。
| 比較項目 | 美容プラージュ (Beauty) | 理容プラージュ (Barber) |
|---|---|---|
| 主なターゲット | 女性・デザイン重視の男性 | 男性・短髪重視の男性 |
| カット料金 | 1,760円(税込) | 1,760円(税込) |
| 顔剃り | 不可(なし) | あり(料金込み) |
| シャンプー | 別料金 (+330円〜) | 別料金 (+330円〜) ※店舗によりセット価格あり |
| 得意なスタイル | ミディアム・ロング・パーマスタイル | 刈り上げ・スポーツ刈り・短髪 |
| 法的根拠 | 美容師法(容姿を美しくする) | 理容師法(容姿を整える) |
いかがでしょうか。料金は同じ1,760円ですが、理容プラージュには「顔剃り」が標準サービスとして含まれています。眉毛の下や耳の周りの産毛、ヒゲをプロの技術で剃ってもらえるのは、理容室ならではの特権であり、コストパフォーマンスの面では理容プラージュの方が圧倒的に高いと言えます。
(出典:厚生労働省『理容師法概要』)
しかし、「顔剃りはいらないから、今っぽい柔らかい髪型にしたい」「バリカンで刈り上げられるのは嫌だ」という方には、美容プラージュのデザイン力がマッチします。単純な損得だけでなく、「仕上がりのスタイル」と「顔剃りの必要性」で選ぶのが正解です。
シャンプーは別料金になる注意点
男性が美容プラージュを利用して驚くポイントの一つが「シャンプー」の扱いです。一般的な4,000円〜5,000円クラスの美容室では、カット料金にシャンプー代が含まれているのが常識ですが、プラージュ(美容)ではシャンプーは完全に別料金のオプション扱いとなります。
基本のカット料金(1,760円)だけだと、施術の流れは以下のようになります。
- 席に座り、髪を霧吹きで濡らす(ウェット)。
- カットを行う。
- ドライヤーで切った髪を飛ばす。
- ブラシで整えて終了。
つまり、切った細かい髪の毛が頭に残った状態で退店することになります。もちろん丁寧に払ってはくれますが、帰宅後にすぐお風呂に入らない場合は、チクチクして不快に感じることもあるでしょう。
シャンプーを希望する場合の頼み方
「シャンプーもしてほしい」という場合は、必ず受付時または席に案内された直後に伝えてください。料金はプラス330円〜(店舗や髪の長さによる)程度で追加可能です。また、店舗によっては手洗いではなく「オートシャンプー(自動洗髪機)」を導入しているところもあります。水圧で頭皮を洗う感覚は独特で、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、スピーディーでサッパリしますよ。
美容プラージュを男がお得に使う方法
ここまで基礎知識をお伝えしましたが、美容プラージュの魅力はカットだけではありません。カラーやパーマなどの薬剤メニューも、市場価格を大きく下回る驚きの価格設定になっています。ここでは、男性が美容プラージュをさらに賢く利用するためのポイントを深掘りします。
白髪染めやカラーのコスパ検証
30代、40代と年齢を重ねると気になり始めるのが「白髪」ですよね。ドラッグストアで白髪染めを買って自分で染めている方も多いと思いますが、お風呂場が汚れたり、後ろが見えなくてムラになったり、髪が痛んだりと、意外とストレスが多いものです。
そんな方にこそ、美容プラージュのカラーメニューを強くおすすめします。料金は3,850円〜(店舗や長さにより異なる)となっており、一般的な美容室の半額近い価格設定です。この価格で、プロが調合した薬剤を使い、ムラなく綺麗に染めてくれるのですから、コストパフォーマンスは最強クラスです。
また、最近では頭皮や髪へのダメージを抑えた「ハーブカラー」や、肌の弱い方向けのメニューを用意している店舗も増えています。「家で染める手間と掃除の手間をお金で買う」と考えれば、決して高い出費ではないはずです。
ただし、ここでも「理容」との比較を忘れてはいけません。理容プラージュでもカラーを行っており、同等の価格帯で「顔剃り」まで付いてくるケースが多いです。「短髪で白髪染め」なら理容、「少し長めの髪でおしゃれ染め」なら美容、という使い分けが賢い選択です。
男性縮毛矯正やパーマの相場
「強いくせ毛をなんとかしたい」「直毛すぎて動きが出ないからパーマをかけたい」という悩みを持つ男性にとって、美容プラージュは救世主になり得ます。
特に縮毛矯正は、一般的なサロンだと1万円〜2万円近くかかる高額メニューですが、プラージュならその半額以下で施術可能な場合があります。もちろん、超高級サロンのような最新のトリートメント成分たっぷりの薬剤とは違うかもしれませんが、クセをしっかり伸ばして扱いやすくするという基本的な目的は十分に果たせます。
また、男性のパーマスタイルも最近人気ですが、理容室のパーマ(アイロンパーマやパンチパーマの技術がベース)と、美容室のパーマ(ロッドを使ったウェーブデザイン)では、仕上がりの雰囲気が全く異なります。無造作なマッシュヘアや、毛先に動きを出したいスパイラルパーマ風のスタイルなどは、やはり美容プラージュの得意分野です。
中学生や高校生のカット料金
読者の中には、ご自身だけでなく、息子さんの散髪場所としてプラージュを検討しているお父さんもいらっしゃるでしょう。育ち盛りの男の子は髪が伸びるのも早く、毎月の散髪代もバカになりませんよね。
美容プラージュでは、中学生・高校生のカット料金も大人と同じ1,760円に設定されていることが多いです。これでも十分安いのですが、実は理容プラージュの方が学生料金の設定が細かいケースが多いのです。
理容プラージュでは、中人(中高生)1,540円、小人(小学生まで)1,210円といったように、学年に応じてさらに安価な料金設定がされていることが一般的です(店舗により異なります)。しかも、理容なら子供でも顔剃りが付くことが多いので、眉毛を整えたい年頃の中高生男子にとっては、理容プラージュの方が満足度が高いかもしれません。
親子での使い分け戦略
「校則が厳しくて短くしなきゃいけない」なら理容プラージュ、「ちょっと色気づいてきて、おしゃれな髪型にしたいと言い出した」なら美容プラージュ。こんな風にお子さんの成長やニーズに合わせて使い分けるのが、家計を守る賢いパパの戦略です。
支払い方法はカードも使えるか
「安い店だから現金しか使えないんじゃないの?」と思っている方、その情報はもう古いです。現在のプラージュは、多くの店舗でキャッシュレス決済に完全対応しています。
VISA、JCBなどの主要クレジットカードはもちろん、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネー、そしてPayPay、d払い、LINE Pay、au PAYなどのQRコード決済も利用可能です。小銭を用意する必要がなく、スマホ一つで手ぶらで来店できるのは、荷物を持ちたくない男性にとって地味ながら大きなメリットです。
ただし、ごく一部の古い店舗や、機器のメンテナンス状況によっては現金のみの場合もあるかもしれません。念のため、入店時にドア付近のステッカーを確認するか、公式サイトで店舗情報をチェックしておくと安心です。
営業時間を知りスムーズに入店
最後に、美容プラージュの営業時間について押さえておきましょう。多くの美容室が10時や11時オープンなのに対し、プラージュは朝8:30〜8:45頃に開店するという朝型スタイルが特徴です。
これは、夜勤明けの方や、休日の朝一番に用事を済ませたい方にとって非常に便利です。朝イチで髪を切って、その後の時間を有効に使うことができます。閉店時間は19:00頃の店舗が多いですが、ここで注意点があります。
それは「最終受付時間」です。カットのみなら閉店の30分前くらいまで受け付けてくれることが多いですが、カラーやパーマなどの時間がかかるメニューは、閉店の1時間〜1時間半前(例:17:30や18:00まで)に受付を終了してしまうことがあります。
「仕事終わりにカラーに行こうと思って18:30に着いたら断られた…」なんてことにならないよう、特殊メニューを頼む際は、時間に十分な余裕を持って来店するようにしましょう。
結論:美容プラージュは男に最適
ここまで、美容プラージュを男性が利用するためのあらゆる情報をお伝えしてきました。結論として、「美容プラージュ」と「理容プラージュ」のどちらに行くべきかは、あなたの「今の目的」によって明確に使い分けることができます。
あなたに合うのはどっち?最終チェック
- 理容プラージュを選ぶべき人:
- とにかくコストパフォーマンスを最優先したい
- 顔剃り(シェービング)をしてサッパリしたい
- 刈り上げや短髪など、カチッとしたスタイルが好き
- 眉毛や産毛の処理もプロに任せたい
- 美容プラージュを選ぶべき人:
- トレンド感のある、柔らかいスタイルにしたい
- ベリーショートではなく、ミディアム〜ロングヘアである
- 肌が弱く、カミソリ負けが心配なので顔剃りは不要
- 縮毛矯正やデザインパーマを安く試してみたい
どちらを選んだとしても、プラージュの持つ「早くて、安くて、丁寧」というDNAは共通しています。美容室特有の「お洒落すぎて入りにくい雰囲気」もなく、理容室特有の「古臭いイメージ」も払拭した、現代の男性にとって非常に使い勝手の良いサロンです。
もしあなたが「美容プラージュに行ってみたいけど…」と迷っているなら、ぜひ一度勇気を出して足を運んでみてください。きっと「なんだ、もっと早く来ればよかった!」と思うはずですよ。この記事が、あなたの新しいサロン選びのきっかけになれば嬉しいです。
※本記事で紹介した料金やサービス内容は、執筆時点での一般的な情報です。地域や店舗によって料金設定や対応メニューが異なる場合があるため、正確な情報は必ず公式サイトや店頭でご確認ください。

